修理業者様向け iPhone8フロントパネル交換情報

2017.12.12

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今回はiPhone修理業者様向け iPhone8フロントパネル交換修理の 情報を共有します。
間違っていたらご指摘下さい 情報交換しお互い切磋琢磨していきましょう!
メールアドレスはgenie.nagoya@gmail.com まで

まず、フロントパネルと基板との接続について、iPhone7とiPhone8取付構造の違いです
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インカメラケーブルと基板との接続箇所(赤色)はプレートのネジが特殊な3つまたネジから通常のプラスネジに変更、数も2箇所締結から3箇所締結に変更です。
バッテリー、液晶・タッチパネルコネクタと基板の接続箇所(青色)もネジが特殊な3つまたネジから通常のプラスネジに変更です。
どちらも、通常のドライバーを持ち替えなくて良い(特殊な3つまたのドライバーは先端が傷みやすいのでうれしい)iPhone修理業者にとってはうれしい変更です。


iPhone7とiPhone8のフロントパネルの違いです
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画像の左側がiPhone7フロントパネル、右側がiPhone8フロントパネルです
フレーム本体への取り付け構造(爪形状)が異なります
iPhone7の場合iPhone下方にスライドしなければ開かなかったのに対して、
より開きやすいよう 垂直な詰め形状(フロントパネルの側面と同じ形状)に変更になりました。
これは本当に助かります。
画面が正常で、バッテリー交換が必要な場合 より簡単に開くことが可能になりました。

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また、イヤスピーカー、イヤスピーカーカバー取付ネジが2箇所ネジ頭が小さい気がします。
通常のプラスドライバーよりもさらに小さな精密プラスドライバーの方がネジ頭が潰れない(なめない)かと思います。


インカメラケーブルの近接センサーと環境光センサーの位置決め用樹脂が形状変更です。
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注意する点は、環境光センサが若干大きくなったのかなと感覚的に思いました
環境光センサーなど傷をつけると起動しなくなる恐れがあるので気をつけましょう


液晶裏と液晶保護プレートは若干粘着力が上がった気がします
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ここがiPhone7、iPhone8フロントパネル交換の最難関(やっかい)だと思っているのは、僕だけでしょうか
フロントパネル液晶のケーブルのチップ、チップカバー(銀色)をプレートとメインスピーカーの間の溝に入れる構造です。チップカバーがずれて、プレート又はメインスピーカーと干渉するとタッチパネルや感圧センサーの異常、故障につながります。

高さ方向の寸法ですが、
液晶ケーブルのチップがアップル純正品で5mm、コピーパネル(規格品)で5~5.5mmぐらいでしょうか。一方基板とメインスピーカーの溝は6mmの為 上下それぞれ0.5mm隙(上下それぞれ最小0.25mm隙)ぐらいを狙って液晶のケーブルの位置決めをして、液晶保護プレートを接着したのち側面の特殊ネジをはめなければなりません。

それがiPhone8では若干0.5mmぐらいバッテリー側の一部プレートが避けているように見えます。気のせいでしょうか?

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今回はiPhone修理業者向け iPhone8フロントパネル交換修理について、iPhone7との違いについて気が付いたことを記載しました。

全体的な傾向としてはiPhone8フロントパネル交換修理は、iPhone7よりは修理がしやすいような変更になっています。


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